日本文理大学は学生の課外活動を支援するためNBUものづくりコンテストチャレンジを開催しています．昨年度（2020年度）チーム新guy'sとして森のドローン・ロボット競技会への挑戦を支援してもらいました．残念ながら新型コロナの影響により競技会は中止となりましたが，フライト練習を重ね，技術の継承を進めてきました．
　森のドローン・ロボット競技会は「森林大国である日本において，森林の資源量，樹木の成長量や品質の調査などの森林の観測・管理の自動化技術の構築，ゆくゆくは林業の活性化を目指して，森林での無人航空機（ドローン）を用いた競技会（公式Webページより）」を目指した競技会です．このため，ドローンを飛ばすための技術だけでなく，ドローンを含む知的システムとして構築する必要があります．
　そこで，チーム新guy'sでは，飛翔に強い航空宇宙工学科，メカトロニクスに強い機械電気工学科とともに，知的システム／ネットワークに強い情報メディア学科がタッグを組み，学年も専門科目が本格スタートした3年生，卒業研究に取り組む4年生，学部を卒業し地域課題へのソリューション提供を通した学びを進めている大学院生と，複数学年で構成されています．
　2020年度，競技会は残念ながら中止となりましたが，支援をいただき，培われた技術がまた1年，しっかりと次の世代に紡がれたことを報告しました．

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