Topics2022/07/04

Drone Movie2022目指します

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 大分県玖珠町の「パラディッソおおいた」を舞台に開催されるドローンムービー世界大会への参加を目指しNBUものづくりコンテストチャレンジへの応募で産声を挙げたチーム Nashi Kicksが雨の間隙を縫ってフライト練習しています.
 ここでは,1)情報工学コース的なアプローチ,2)メディアデザインコース的なアプローチ,の両側面を狙っています.
 この世界大会はドローン搭載カメラで撮影した映像で人の心を揺さぶることです.チームNashi Kicksは,この目標を達成するために,システム開発の手法を使って取組みます.その手順は,1)要求分析,2)概要設計,3)詳細設計,4)実装設計,5)実装,6)単体テスト,7)連結テスト,8)品質管理,9)レビュー,です.
 「1)要求分析」で「この目的を達成するのに「何をするべきか」を考えるところから手を付けています.
 「人の心を揺さぶる映像」....どうなれば人は心を揺さぶられるのか,逆に心に届かないのは何が原因か..... 「考える」のは「頭の中だけで想像する」ではないので「仮説」を立てて「実験」し「結果の検証」を積み重ねています.この科学的アプローチはロボットプロジェクト関連科目を通して学んだことです.学んだことが「スキル」になれたかの確認を兼ねての「実践」にもなっています.参加メンバにはこの科目を履修した人ばかりではありませんが,役割分担を通してお互いに学んだことを持ち寄ることで「科目」から「学び」になっていきます.
 ただ「空を飛ぶ装置」ではなく,目標のための道具としてのドローンを,情報メディア学科の学生を中心としたチームが「学びの実践」を通してどんな成果に結びつけていくのか,これからが楽しみです.