卒業研究（秋季卒業予定者）の口頭試問会が2020年8月27日に開催されました．卒業研究は，大学4年間で学んだことの集大成です．大学に入学し様々な事柄を経験し，その集大成を卒業研究論文としてまとめた内容について口頭試問を受けました．
　卒業研究では，高校までのように「正解を覚える」のではなく，社会では常識的な「正解を創る」に飛翔する最初の挑戦です．自分が辿り着いた「正解候補」を堂々とみんなの前で説明し，様々な質問に対して，時に見落とした箇所を指摘されたりすることがあっても，しっかり自分の言葉で「その成果が役に立つ」ことを主張しました．

　現在，情報メディア学科では，来春卒業予定の人による「卒業研究・中間発表」が開催されています．例年は各研究室でポスタ形式発表としています．これは，取組む姿勢を在校生に見てもうことで「自分の取り組みが人の役に立つ」を実感してもらうことと，「話した内容に責任を持つ」ことで一歩責任ある社会人に進むためです．
　今年は新型コロナ感染予防のため，従来の形式ではなく，オンラインで行っています．開催時期も通常「1日」ですが，科目により進行状況が異なることや，3密を避けて実施する際の機材・設備の関係（ソーシャルディスタンスや換気等の関係）から，8月6日（木）から9月18日（金）までの期間に，オンラインで開催しています．
　9月19日（土）に開催予定のオープンキャンパスでは，中間発表の成果も御覧いただけるのではないかと思います．学生が如何に大学で「生徒から社会人」に変わったか楽しみです．