Topics2020/02/13

卒業研究第2部発表会が開催されました

  • d1
  • d1
  • d1
  • d1

 昨年12月5日に開催された卒業研究第1部口頭試問会から約2か月を経た2020年2月13日に卒業研究第2部発表会が開催されました.第1部は口頭試問でしたが,第2部はポスタ形式での発表です.これは,次年度から研究室配属になる2年生が研究室希望を「その日」に出すことになっているからです.
 研究室選びは,それで就職先が決まるというわけではありませんが「自分は何に向いているのだろう」「自分は何がしたいのだろう」を考える1つのチャンスです.2年生は企業訪問等等を通して「自分探し」を進めてきています.でも「用意された話を聞く」ではなく「実際に自分が担当する」という点で「出来るのか?」「本当に興味を持てるのか?」を確認することが大切となります.第2部がポスタ形式になっている理由は,発表時間に関係なくわかるまでしっかり聞けることと,その場でデモンストレーションや必要に応じて「自分でやってみる」に挑戦できるからです.
 このように「想い描く」だけでなく「確かめる」を繰り返すことで「自分はこれがやりたいんだ」や「自分はこれができるんだ」という「これからを想い描く」ための手がかりを手に入れていきます.もちろん,説明する4年生は「4月から」を控えているので,きちんと説明/引継ぎできるかどうか,やるべきことが出来るようになれたかどうか,の最終確認でもあります.
 当日は,発表会に先立って学科代表選考会も実施されました.これは,全学の代表が集まって合同発表会を行うのに「情報メディア学科の代表」を決めるための選考会です.件数が多いとどうしても発表時間が短くなってしまい,初めて聞く人には「??」だらけになってしまいます.学科代表選考会では,第1部口頭試問の2倍以上の時間を使って,しっかりと取組み内容をプレゼンしてもらいます.1年生から4年生までの全員の前で発表しました.
 「自分探し」を始めた1年生,「自分探し」の練習をしてきた2年生,「探した自分の道に歩み」を始めた3年生,「見つけた道で新たな生活をスタート」する4年生,のそれぞれが,今年1年を振り返りながら,先輩から後輩に,後輩から先輩に,引継ぎやエールを交換していました.
 次年度の彼らが楽しみです.