今日はＩＰＡの方をお招きして、ＩＴパスポートの説明と取得するメリットを教えていただきました。

　ＩＴパスポートは情報系唯一の国家資格です。国家資格とは言葉通り国が認定する資格で、①スキルを身につける　②身に着けたスキルを証明する　という役割を持っています。

　Society 5.0に向けて情報システムの導入と更新が進んでいく中、ソフトウェアやシステムの設計・開発従事者だけでなく、利用者も従来よりも高いＩＴへの理解が求められています。理解の基準としてＩＴパスポートを利用する企業は少なくありません。

　社会的な需要の高まりは、ＩＴパスポートの有資格者のグラフからも読み取ることができます。以前はＩＴ企業が中心でしたが、近年は非ＩＴ企業からの受験者が急増しています。顧客ニーズや社内のデジタルリテラシーの均一化など理由は様々でしょうが、非ＩＴ業種でもＩＴ分野の基礎知識が必要と考える企業が増えているのは確かです。

　気になるＩＴパスポートの中身ですが、幅広い分野の総合的知識とされていて、プログラム言語などの専門分野は含まれません。情報メディア学科では、コースを問わず学べる範囲ということになります。

　就活に向けてどの資格試験を受けるか悩んでいる方は、一度ＩＴパスポートのＣＢＴ模擬試験（無料）に挑戦してみてはいかがでしょうか。

　大分県での試験はおおよそ隔週、ＣＢＴ形式で行われます。受験申込は試験の３か月前から前日までですが、大分は会場が１つしかないため早々に定員が埋まってしまうそうです。定員情報は学科ラウンジに掲載しています。


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