Topics2023/07/10

ゆふいん文化・記録映画祭

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 ゆふいんラックホールで7月7日から9日までの3日間かけて開催された"第二十五回 ゆふいん文化・記録映画祭"の2日目に、本学の学生が手掛けた「大分ドキュメンタリー∞学生のまなざし」が上映されました。
 上映作品を簡単にご紹介いたします。


<1. 92歳戦争体験者のうた>
 主人公のトミさん(92)が語る戦中/戦後の大分。当時の価値観に翻弄されながらも逞しく生きるトミさんの様子を描いていく。

<2. 眠り姫~母と共に生きる~>
 脳死状態となった娘と看護を続ける母親の日常を描いたドキュメンタリー。母娘のつながりと、それを支える家族のサポートなどの現実を記録した映像である。

<3. ごみ拾い>
 一度挫折した主人公が、自分を奮い立たせるきっかけとして始めたごみ拾い。主人公はごみ拾いのボランティア団体を結成し、新たな活躍の場を見出しはじめる。

<4. 天空~あなたが生まれてわかったこと~>
 宮野家は父・母・息子 3人の幸せな家族。しかし乳幼児健診のたび、息子の成長について助言を受けるようになる。障がい児をもつ一家が家庭を再構築していく過程をたどる。

<5. 大神の海~回天生き残り兵の遺言~>
 主人公の秋広さん(96)は、戦争末期に投入された人間魚雷「回天」の搭乗員だった。大神訓練基地で終戦を迎えた彼は、現在の海を見て何を思うのか。元兵士の心情を描くドキュメンタリー。

<6. 命の花壇~或るいのち達の記録~>
 2019年2月に大分動物愛護センターが開所して以降、殺処分される犬猫は減っているという。それでもゼロには至らない。この作品では普段公開されることのない殺処分場の中に入り、ありのままの現実を伝える。

 (制作統括・小島 康史 / 音楽統括・星芝 貴行)


 上映後に行われたトークセッションでは「大神の海」の監督を務めた河津さんと「ごみ拾い」の助監督を務めた星野さんが、出演者の方々への感謝と作品への思いを新社会人・現役学生とは思えないほど堂々と語ってくれました。重たいテーマを扱う作品ばかりなのでまじめなトークになるかと思えば、学生の「納期が…」の一言に会場が笑いに包まれる瞬間もあり、和やかな雰囲気で終幕を迎えました。

 日本文理大学 情報メディア学科 メディアデザインコースの作品の一部は下のリンク「小島・星芝研究室」から見ることができます。見覚えのあるCM・PVも見つかるかも…?


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