今日は「デッサン」の授業にお邪魔してきました。
授業で使うのは "紙" と "鉛筆"。
シンプルな道具を使って、自分の視覚から得た情報を紙の上に描く授業です。
担当するのはメディアデザインコースの足立先生。
受講者数は60人ほどで、情メ・メディアデザインコースの2年生が中心です。
デジタルデザインを学びたいのにデッサン? と思うかもしれませんが、"描く" 基本はアナログもデジタルも同じ、"入力" と "出力" です。
例えばデフォルメの工程はこんな感じ
対象の観察(入力)
↓
観察した情報をもとに特徴を抽出
↓
特徴を活かした簡略化
↓
形にする(出力)
最初の入力を失敗するとイメージの工程に影響してしまいます。
出力の方法を知らないとイメージを表現することはできません。
この授業では視覚情報からの入力と出力の技術・知識・表現方法を学び、デジタルコンテンツを作るための地力を高めることを目的としています。
と、真面目そうに紹介しましたが、実際の授業は同級生たちと自由に意見交換しながら課題に取り組む形式で、和気あいあいとした空気です。
今日の課題「自分の手を描く」では陰影や肌の動きをどう表現するか、悩み楽しみながら取り組む様子を見ることができました。
※デフォルメの工程は一例です
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