Topics2016/09/17

Hallowワークショップの第5回目(最終回)が開催されました

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 Hallowワークショップの第5回目(最終回)がOPAM(大分県立美術館)で開催され,学生が参加しました.
 最終回の今回は「成果物」の発表会でした.「生きがいのある暮らしを創る」ための「日常生活で使うモノ」をテーマに各班で,アイデアスケッチ(アイデア出し),プロトタイピング(試作)と進めてきた「集大成」を皆さんの前で披露しました.
 発表会では実際に勤務されている方々をはじめとする多くの方々から質疑応答がなされ「思い付き」ではない「アイデア」,作っただけではない「本当のものづくり」を体感しました.参加者は学生だけでなく社会人も一緒ですが,改めて「その分野の専門家」の目を意識することで「アイデアをカタチにする」ことで「得られるもの」を実感しました.発表会は,口頭で話すだけでなく,ポスタ(どういう想いをカタチにしたかが書かれています)とプロトタイピング(試作)の展示も行われました.プレゼン発表は「主張だけ」になりがちですが,展示では「相手の主張をうかがえる」ので,より充実した成果物となる機会でした.
 この活動をHallowワークショップの活動を通して「製品作り」は何度も試行錯誤が必要で,製品となった後も「よりよい製品」にするには「作り上げた後」も大事であると気づいたようです.

 今回「第1回目」のHallowでした.10月から「第2回目」が予定されており,今後「社会で役立つモノづくり」を多くの学生が社会人と一緒になって経験していきます.

 Hallowは,大学(工学系×看護系×芸術系)と病院などが主催となり,超高齢化社会におけるくらしの質の向上を目指すためのモノについて皆さんと考え,創っていく「ものづくり」をおこなう実践型のワークショップです.
 第1回目は2016年5月14日(土)を第1回目として,6月18日(土),7月9日(土),8月20日(土),9月17日(土)と,月1回のペースで開催されました.
 第2回目が2016年10月からの開始を予定しています.
 教室の中だけでは学べないことを学ぶだけでなく,教室で学んだことの「活かし方」を通して「学びが可能性を創る」ことを実感する取組みです.