大学では3年次の研究ゼミナールを皮切りに「それまで講義で学んだ内容」に基づいた「社会課題解決への挑戦」が始まります.
これは「勉強しただけで社会で通用するの?」という疑問解消と「自分の『好き』」を実感するとともに「社会でどの程度評価されるのか」を体感するものです.「学び」の「学校での勉強」から「社会で通用するスキル」へのステップアップということです.
授業内での社会課題への挑戦や課外活動での挑戦もありますが,ここでは「学会」という「企業の上流工程から現場までの幅広い方々」が「使える技術やヒントを発見(社会人の学び)」するために集まる場所です.そこでは「技術が全てを語る」ので大先生でも学生でも「技術成果・データ」で議論する場所です.
今回は8月8日に開催された「卒業研究・中間発表」で発表した内容をブラッシュアップしたものがどこまで通用するかに挑戦しました.
中間発表と同じポスタ形式のためデモンストレーション(その場でやって見せる)が可能なこともあり大勢が集まるセッションでの発表でした.ポスタを準備している時からどれを聞くか下見に来る人がいて,セッションが始まる前からフライングで発表することになりました.本当は1時間の割り当て時間でしたが,聞きたいという人が後を絶たず,予定を大幅に超過し,会場担当の方から「そろそろ」と声をかけられ会場外のフリースペースで続きを説明することになりました.
結果,10社(11名),6大学(6名)と名刺交換(内容についてもっと知りたいと言われた方)させていただきました.
発表しながらよりわかっていただくための工夫や,御意見頂いた内容を予め用意したデモンストレーションにその場で反映させる...等々の経験は「どういう社会の一員になりたい」と思える自分の発見につながるものでしょう.
これからの成長に期待が膨らみます.
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