Topics2024/06/13

【授業風景】こども情報教育

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今回お邪魔したのは「こども・情報教育コース」の授業です。

この日のテーマは「遠隔授業」。
小学校の遠隔授業についてシラバスや実情を調査しまとめたことを、“遠隔授業”形式で発表します。

最初に全員で行ったのは、今日の“遠隔授業”で使うソフトウェアの選定です。Youtubeやzoomなど多くの選択肢の中から、今回はGoogleMeetを使うことになりました。ソフトウェアが決まったら、次は機材のセッティング。先生役は別室に移動して、児童役のいる教室に映像・音声が届いているかテストを行います。
準備開始から15分...。
機材トラブルの影響もあり、発表を開始する(=安全に遠隔授業ができると判断できる)までに時間がかかってしまいました。演習ではトラブルさえも楽しんで、実際に教壇に立ったときのトラブル対応、児童を安心させる方法を身に着けます。

肝心の発表ですが、ライブ配信とオンデマンド配信を使い分けて国境も時差も超えた授業の可能性に言及したり、過疎地にみられる少人数・複式学級(2つ以上の学年をひとまとめにしたクラス)での活かし方、適切な機材選定の必要性と実際に使われている機材について、教師と児童・児童と児童などの配信の目的と対象毎の特徴など、遠隔授業を自由な方向から調査・発表してくれました。

小学校の「遠隔授業」については、昨年度に実践的な取り組みも行っています。
当時の4年生は大分県の4割が小規模校であることに着目し、小規模校同士を繋げようと試みました。結果、山間部の小規模校と海側の小学校が繋がり児童の学習環境の改善に成功しています。

遠隔授業演習を体験した学生の感想です。
 「めっちゃ楽しい!!」「楽しい」
 「同じ建物内で遠隔授業だったから不安はなかった」
 「海と山ほど離れた場所の遠隔授業だったら不安になる」


#こども #情報教育 #小学校 #先生