2月の研究室訪問は「星芝研究室」です
【教育研究分野について】
星芝研究室の研究分野は「コンピュータミュージック」で、コンピュータを使った「音楽・音声」の分野で、「資格取得」、「作品制作」、「研究開発」を行っています。
♪「資格取得」:デジタルサウンドに関する知識を習得し、関連資格の取得を目指しています。特にMIDI検定(AMEI:一般音楽電子事業協会主催・4級・3級・2級1次)と映像音響処理技術者資格認定試験(JPPA:一般社団法人日本ポストプロダクション協会主催・通称ポスプロ検定)の大分会場となっており、本学で学習・取得できます。
♪「作品制作」:コンピュータミュージック作品を制作し、各種コンテストに応募しています。大分県情報サービス産業協会(OISA)主催の「Sounds Contest On The Computer」には毎回作品を応募しており、多くの制作作品が受賞しています。
♪「研究開発」:卒業研究・卒業制作において、新しい技術と表現の可能性を見出しています。既存のハードやソフトのみならず、MIDI2.0・DMX512・5G等の新たな技術に関する研究も行っています。
【近年の卒業研究・卒業制作について】
♪「口頭伝承楽曲の再現とピアノ伴奏の制作に関する研究」:臼杵に伝わる日本泳法の「山内流」の歌、「山内流歌」を研究対象に、歌い継がれていたメロディーから楽譜を再現しピアノ伴奏も制作し、200周年の記念式典で披露しました。
♪「DAWソフトによる照明制御を含めた楽曲制作に関する研究」:コンピュータミュージックで作曲する際に使用するMIDI信号をステージ照明を制御するDMX512信号に変換することで、DAWソフトでステージ照明を制御できます。作曲者が楽曲制作と同時にステージ照明の演出も可能となり、実際に大分のご当地アイドル「SPATIO」さんのライブでその成果を披露しました。
♪「モーションキャプチャーの技術を用いたローカルアイドルグループのプロサッカーチーム応援歌ミュージックビデオの制作に関する研究」:これまで、大分のご当地アイドル「SPATIO」さんに、プロサッカーチームである「大分トリニータ」の応援歌を提供してきました。更にモーションキャプチャーの技術を用いて、3D-CGキャラクターによるミュージックビデオの制作を行い、ライブでその成果を発表しました。
【研究室コラボ・地域コラボについて】
星芝研究室の研究・制作は、1つの研究室内ではとどまりません! 当然、個人の趣味のレベルを大きく超えた、コンピュータミュージックに関する研究・制作活動を続けています。
♪「足立研究室」:コンピュータグラフィックス系の研究室とのコラボでは、3D-CGの技術を用いたミュージックビデオの制作等を行っています。
♪「小島研究室」:映像制作系の研究室とのコラボで音声・音楽を担当、ロケ現場での収音から、ナレーション録音、BGMの制作・付加、そして最終作業の整音(MA)を行っています。大分合同新聞の動画ニュース、CMやサイネージ、リクルートビデオ、ドキュメンタリーと、多くの作品を制作しています。
♪「SPATIO・大分トリニータ」:大分のご当地アイドル「SPATIO」さんとのコラボで、プロサッカーチーム「大分トリニータ」さんの応援歌制作等を行っています。
♪「OISA」:30年以上続く、大分県情報サービス産業協会主催のコンピュータミュージックのコンテスト「Sounds Contest On The Computer」の実施に協力しています。研究室の学生も多くの作品を応募しており、数多くの賞を受賞しています。
♪「AMEI・JPPA」:関連資格試験の実施に協力しています。学内で試験対策の学習ができ、大分県の試験会場も担当となっているので、学内で受験・取得ができます。
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