Topics2022/07/06

研究成果の社会実装に挑戦しています

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 企業との共同研究によりうまれた成果を「社会実装(実際の社会的課題を解決するために「利活用」できるレベルまで質向上に取り組む)」すべく挑戦しています.ここでは第22回日本抗加齢医学会総会で「エビデンス(主張の根拠)」として取組成果を報告した「調音」に関する成果の社会実装への挑戦です.
 ここでは,地域活動で利用される「公民館」の教室で「人の五感」を使った実験です.人の「感じ方」に基づく評価実験は主観評価実験/官能実験と言い「JIS規格」も制定されています.アンケートのように「これって本当?」というのでは「信憑性(それを信じていいの?)」が低いので「きちんと」実験を行うことが必要となります.
 なんてことを「企業と一緒」に実験する「共同研究」を通して学んでいきます.企業の方々が真摯に取り組むその姿勢に「実験方法を知識として知っている」から「実験結果で社会の困りごとを解決したいという熱意につながるスキル」に成長するのも,こうした取り組みに参加しながら「実感」するからかもしれません.
 参加した学生およびその人から話を聞いた人達のこれからが楽しみです.