学校現場ではGIGAスクール構想により、１人１台端末やクラウドの整備が完了し、いよいよ本格的な活用がスタートしています。こども・情報教育コースでは、学生のICT活用指導力を育成し子どもたちの学びが進化するよう、ツールとしてのICTを最大限活用した授業づくりに取り組んでいます。

５名の学生が順番に先生役となり、20~30分のミニ模擬授業を行います。授業の骨格である本時のねらいや学習展開の工夫、発問・指示・説明の的確さはもちろん重要ですが、主たる手立てとしてICTを活用することをこの演習では大切にしています。現在は、Google Classroomで仮想の「文理学園小学校〇〇学級」を各自が立ち上げ、その中でデータ等の受け渡しをしています。Googleスプレッドシートを活用して理科の実験結果を記入したり、ジャムボードを使って社会の資料についてグループで話し合ったりする等、学生たちは手際よくICTを活用した授業展開を考えています。

教師の役割や授業の在り方が大きく変わろうとしています。ICTのよさを最大限生かし、様々な場面で活用できるようにしていきたいと思います。

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