Topics2021/07/30

【卒業研究・中間発表・準備の様子】取組みを 振返りつつ 先見据え

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 情報メディア学科では,中間発表(8月)第1部口頭試問(12月)第2部発表会/学科代表選考会(2月),を通して「胸を張って社会に巣立てる」人材育成に取り組んでいます.
 1年前の4月に研究室に配属(2年生の最後(第2部卒研発表会の時)に希望を出します)されてから1年間を経て,今年4月に「卒業研究」に着手しました.
 5月頃に提出した「テーマ(課題に対する取組み内容を表現したもの)」に基づいて,約2か月(配属されてから約3か月←四半期)で「何に取組めたのか」「どんな成果を出せるのか」を発表する「中間発表」に向けて取組みが進んでいます.
 授業では,「予習して,講義を聞いて,復習する」を繰り返します.卒業研究では,自分が進みたい分野/産業と果たしたい役割を「就活(内定取得活動と入社活動)」で挑戦しながら取組みます.
 これまで「受け身」だった授業から,「学んだ事を使って前に踏み出す」ので,中々慣れないこともあります.でも「自分がやった」ということが少しづつ積み上がります.
 中間発表は「積み上がったもの」を振返り,「このペースで夢に手が届く」「もう少しこうしてみようかな」「思ったよりも時間かかるな」等,取り組む人それぞれが「想う未来」によって違います.「明日の自分に想いを馳せる」...高校生の時は恥ずかしくて友達の前で口に出来なかったことを,「取り組んだ結果」に背中を押してもらう時,「みんなと一緒」から「希望分野/産業のまだ見ぬ仲間と一緒」に変わっていくのかもしれません.
 今年の中間発表は,まだ日本に入国できずにいる留学生の仲間がいること,自分がどうやって志望分野/産業と職(役割)を「やりたい(就職したい)」と思えるようになったかの道のりを知りたいと思っている後輩に聞いてもらえるようにするため,発表形式を対面・リモート・ハイブリッドを「研究室毎に選択」することになっています.発表期間も,8月5日(木)から8月12日(木)の約1週間とすることで,コロナ禍でも「安全と学びの両立」を可能にしています.
 来週(8月2日・月)は中間発表開始の週となります.自らが刻んだ足跡を振返り「自分に御褒美あげたくなる」ことを実感できることでしょう.

 大学・学部を卒業すると「学士」という学位が得られます.この学士という学位の「質の保証」が求められます.
 これは,もしかすると誰もが1度は気になった「学校の勉強って本当に社会で役立つの?」という疑問に対して国としてちゃんと応えるものであるとともに,高校を卒業した次のステップを考えるために「世の中がどうとらえているのか」を明らかにするものでもあります.
 特に「産学一致」を掲げ,社会で活躍する人材を育成する日本文理大学では,重要な「資格」である「学位」を自他ともに認めれるものとするために取組んでいます.
 日本文理大学ではこの「学士の質保証」のために「卒業研究」が必須科目としています.