Topics2021/04/05

2021年度講義「対面」でスタート

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 2020年度は後期から原則対面講義でしたが,密を避けるために「ハイブリッド(対面講義と遠隔講義の併用)」で開催される科目も少なくありませんでした.
 ようやく新型コロナ新規感染者数が一定人数以下となり,2021年度は「原則対面講義」でスタートしました.
 新型コロナ感染症対策とはいえ,遠隔講義が多く利用され,NBUでもGoogle meetZoomが使われています.
 教員からみると,出席している学生が確認でき,講義資料を提示できるので,スムースに講義が遠隔に移行できているように錯覚します.しかし,受講している人を見ながら講義を進行する教員は,違和感を感じることがあります.その違和感は,成績等にじわじわと表れているようです.最も大きな違いは,「集団学習効果」が低くなっているように感じます.
 対面講義だと,講義の話を聞いた時や課題に取組んでいる時の「友人の反応」が自然と目に入ります.しかし,遠隔講義の場合「先生の提示する情報」を見やすくすると,他の情報を表示する場所が無い場合や,友人が必ずしも隣に配置されていない等,ちょっとした違いに思えるかもしれませんが,実は大きな違いがあります.
 そういう意味でも,対面講義がスタートすることは大変喜ばしいことです.
 但し,まだまだ新型コロナの脅威は払拭されていないので,1回づつの対面講義を大事にし,いつまた遠隔講義のみとなっても,しっかり対策がとれるようにし....出来れば余計な心配で済んで欲しいです....本年度の学びを進めていきたいと思っていまsう.
 また,遠隔講義を通して「これは便利」「これは学びに有効」という数々は「New Normal(新しい日常)」にしっかり取り込んで,よりよい学びを創造していきます.