Topics2020/11/12

企業の方から業界のお話を伺いました(その2)

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 前回の「企業の方から業界のお話を伺いました」に引き続き,11月12日にさらに2社の企業に御協力いただき業界についてのお話を伺いました.
 御来校くださりました企業は,柳井電機工業 株式会社大分デバイステクノロジー 株式会社の2社です.
 前回「この会社でこんな事しているのか」と気付いた経験を活かし,同じ方向性の学生同士で作った班で,事前な十分調査と欲しい情報をゲットするための作戦を練り,メンバで役割分担して臨みました.
 前回よりもスムースに質問できただけでなく,より多くの人が質問していました.連携の取り方もさらに上手くなっているように見受けられました.班同士の連携や情報交換が行われていたようです.「同じ方向性」で班を組み活動するだけでなく,「似た方向性」や「関連する方向性」の班と「協力」することの重要さに気付いたのではないかと思います.
 2年生はここでの気付きから,自分なりの目標をより具体的に持てたのではないかと思っています.12月には卒業研究第1部発表会,そして来年2月には卒業研究第2部発表会と研究室選びをしていきます.これは「憧れ」だけで「自らを活かす路を選ぶ」のではなく,「しっかり情報を収集」し「自分はどうなりたいのか」を自らに問い掛け,4年生(進む路を決めた先輩)の背中を見て「選択」に挑戦していきます.
 情報メディア学科では,卒業研究において「学術評価」(学士の質保証)として卒業論文を作成します.「社会を生き抜く人材育成」として「できるだけ在校生に説明する機会」を設けています.卒業研究で2部制にすることで,「相手に伝える」「質問にその場で適切に答える」に重きを置いた第1部口頭試問,「引き継ぐ」「じっくり時間をかけられる」に重きを置いた第2部ポスタ発表,を行っています.4年生にとっては「後輩に説明」することで内容の理解が深まり,後輩から「どうしてその路を選んだのか」を聞かれることで「社会への飛翔/入社」の準備が進みます.2年生にとっては,これからどういう取組みをすればいいのかを,今回の企業の方々からのお話よりも「より身近な先輩」から聞くことで,取組みに身が入っていきます.
 今回の企業の方々からのお話が,学生にとって「次のステップ」につながっていくことを楽しみにしています.