Topics2020/03/31

学生制作の2作品が映画祭の招待作品として上映! 
「キネマ実験室3 ~大分学生映画祭~」にて

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 2020年3月1日に別府ブルーバード劇場で行われた「キネマ実験室3 ~大分学生映画祭~」に、日本文理大学(NBU)から2作品が招待上映をされました。NBU作品はいずれも小島康史教授の授業「映像構成・演出学及び演習」を通じて制作をしました。作品の詳細は以下の通りです。

命の花壇~或るいのち達の記録~(15:35)
池見光士郎監督作品/日本文理大学
1年前、大分に「おおいた動物愛護センター」が開設された。ここでは犬猫の譲渡会も開催しているが、引き取り手の無い動物は殺処分される。人はペットを放り出してた末路の現実を知らない…。無修正の処分映像で公開。

天空(そら)~あなたが生まれてわかったこと~(18:39)
河野 慎冶監督/日本文理大学
重度知的障害である14歳の少年、天空(そら)くん。彼は漫画家であり雑貨屋を営んでいる母と療育センターに勤めている父と大分県別府市で暮らしている。天空くんが生まれてからこれまでの家族の葛藤の日々を辿ったお話。

 当日はゲストとして著名な入江悠監督(「22年目の告白-私が殺人者です-」「AI崩壊」)を迎え、学生監督とのトークセッションが行われました。トークセッションの司会進行は本学の小島康史教授(映画監督)が務めました。

 入江監督からNBU作品について、以下のコメントをいただきました。
「命の花壇 ~或るいのち達の記録~」について
「この一本だけでも東京から大分まで見にきた甲斐があるなという気がした。あまり殺処分の現場は見せてもらえないので、ドキュメンタリーとしてはこういうシステムでペットが殺されているんだっていうのがテレビでは放送できないと思うので、すごい貴重な機会でしたね」

「天空(そら) ~あなたが生まれてわかったこと~」について
「日本文理大学の作品のクオリティが高いのは先生の指導が良いのか、ちゃんと15分ぐらいの時間の中でまとまっていて、対象のことを過不足なく描いているなというのを感心しましたね」