Topics2020/01/16

壽崎育英財団奨学生指導会で1年の報告をしました

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 2020年1月16日(木)に壽崎育英財団奨学生指導会レンブラントホテルを会場として開催されました.
 奨学生に採択された学生は,これまで財団指定のテーマ「私の挑戦,金メダル(2018年度)」,「一番になろう(2019年度)」,に対して作文して応募しました.中には志が評価され複数年継続して採択される学生もいます.
 交付式から約1年が経ち開催された奨学生指導会では,壽崎肇理事長を始めとした理事の方々に直接御礼を伝え,将来を担う学生として1年を通して「成長」した姿を御覧いただきました.
 特に,学生レポートのような「出したら終わり」の報告ではなく,役員の方々が様々な体験の気付きから得た「知恵」の元,これからの人生で役に立つお知恵を直接御指導いただける貴重な機会でもありました.
 指導会開会式では,役員の先生方から奨学生へ向けたアドバイスがなされ,「時代の流れ(モノからコトの時代へ)の中で新しい価値を創る大切さ」や「人生のメンター(師)を見つける大切さ」等のお言葉を頂きました.学生は学校でご指導いただいている先生に教えていただく立場ですが,教えてもらった御恩は将来社会に返せるよう努力し続ける大切さを教えていただきました.
 学生報告が終わったあとの指導会閉会式では,近況報告をした奨学生に向けて「報告内容に気持ちが入っていないものは伝わらないよ!」というご発言がありました.「今月は課題を出した」とかの「単なる報告」では「それを通して何を得たのか」がわからないというご指摘でした.学生の真面目は「言われたことを言われた時までにやる」が中心ですが,本当の真面目は「目的のために努力し,目標を達成する」ということでした.学生が「真面目」をはき違えないよう,「魅力ある中身の詰まったプレゼンテーション」ができる社会人になって欲しいとのお言葉を「ご挨拶に行った人」は聞くことができました.チャンスを活かせた人は,このヒントを頂戴し,より一層有意義な指導会となりました.

 次年度も奨学生指導会で社会人の大先輩方から学べる機会を得るため,多くの学生が奨学生を目指してくれることを願います.