Topics2019/09/06

図書館協議会九州地区研究会でロボプロの取組みが紹介されました

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 2019年9月6日(金曜日)にホルトホール大分の会議室で「私立大学図書館協議会 西地区部会 九州地区協議会九州地区研究会」が開催されました.
 インターネットの普及とスマホやタブレットの普及に伴い「書籍」も電子化されることが多くなりました.「活字離れ」という言葉が脳裏をかすめますが....Webページで「文字無し」はほとんどありません.むしろ「検索」によって「より多くの活字」に触れているのが実情です.一方で「情報の濁流」と言われる程に豊富過ぎる情報に取り囲まれていることもあり「ユーザの興味に沿った情報の整理」が自動で行われています....便利なのでしょうか?
 実は「同じ検索キーワード」を使って「同じ検索サービス」で検索しても「ユーザのこれまで」が違うと検索結果が変わってしまいます.「急いで探している」ときには大変心強いですが...散歩やウインドウショッピングのように「偶然の巡りあわせ」も楽しみたくありませんか?
 そんな「様々な情報との付き合い方」が選択できる「今」を「図書館」という「知の泉」という立場から「知の活用」の促進につなげられないかを考えるために,九州各地から図書館関係者が集まり知恵を出し合いました.
 事例報告は4件あり,地域との連携,学習支援,図書館システムのクラウド化,そして本学から「ロボットプロジェクト関連科目」で取組んだ内容,が報告されました.
 ロボットプロジェクト関連科目では,1年生前期から2年生後期までの4科目が正規科目としてあり,その後課外プロジェクト活動やスチューデントアシスタント制度として受講生(後輩)のサポート,さらにはそれらの活動で得られた知見を卒業研究さらには学会発表へと「教わる」から「サポートする」そして「社会の一員」へと自らを成長させるための取組みとしての要素を持っています.ここではそのロボットプロジェクト関連科目の中で「図書館をフィールド」とした取組み事例を報告しました.
 御参加くださった方々から「学生の成長のプラットフォームとしての図書館」「学生と共に創る図書館」という取組みが出来る素晴らしい学生と共にある図書館ですねというお言葉と,御参加の方々の図書館でも取組んでみようというお言葉を頂き,取り組んだ学生の皆さんに頂いた言葉を運ぶメッセンジャになれたことを嬉しく思いました.
 なお,ホルトホール大分には,サテライトキャンパスおおいたがあります.ここには大分高等教育協議会大学コンソーシアムおおいたが入居しています.各種イベントも開催されています.また,大分市産業活性化プラザもあり,大分のこれからを創る拠点ともなっています.