Topics2019/07/10

高校生が「プログラミング体験」に来校しました

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 2019年7月10日に大分県立情報科学高校の1年生の生徒が大学見学会で日本文理大学に来校されました.この見学会では,
1)航空宇宙エンジニア体験(飛行機が飛ぶ仕組みを模擬講義形式で学び本物の飛行機を見学),
2)ロボット開発エンジニア体験(最先端のロボット開発を見学・体験し,ものづくりや技術者に必要な事を学ぶ),
3)プログラミング体験(プログラミングの基礎を体験)
4)インテリアコーディネーター体験(ArchiCADを用いた建物のデジタルモデル設計体験),
5)ビジネスの最先端を体験(モノが売れる仕組み,仕掛けを模擬講義形式で学ぶ),
6)社会福祉士体験(社会福祉士の仕事を模擬講義形式で学ぶ),
7)スポーツトレーナー体験(スポーツトレーナー体験),
8)放射線技師体験(放射線技師の仕事や技師が使用する機器を学ぶ),
9)臨床検査技師体験(臨床検査技師の仕事を体験して学ぶ),
の9項目から2項目を選んで体験してもらいました.

 情報メディア学科では「3)プログラミング体験」として,
A)プログラムって何?
B)動かしてみよう!
C)役に立たない?じゃ,直そう!
D)プログラムになってみよう
E)プログラムで出来ること
の5ステップでプログラミング体験をしました.

「A)プログラムって何?」では,「身近にあるプログラム」について紹介し「プログラムが目的を達成するために役に立つもの」であることを知りました.
「B)動かしてみよう!」では,エラーを発生せずに動くプログラムを動かしました.動かし方やその動きに疑問がなくなった時点で「目的」となる「取組み項目」を出しました.頑張って目的を達成しようと悪戦苦闘しましたが,中々目的を達成することが出来ないことを経験しました.
「C)役に立たない?じゃ,直そう!」では,先ほどの悪戦苦闘の種明かし...ではないですが「プログラムが『目的を達成するために役立つもの』でなければならないので『未完成』である」ことを学びました.デバッグをしてみると「B)動かしてみよう!」の悪戦苦闘が嘘のように目的を達成することができました.
「D)プログラムになってみよう」では,「C)役に立たない?じゃ,直そう!」で「役に立つ道具」になったプログラムを使ってチーム活動をしました.その成果を確認しつつ,「機能」と「機能間のやりとり」という「Web環境を視野に入れたプログラミングで大切な基礎項目」を学びました.
「E)プログラムで出来ること」では,作成した便利な道具(プログラム)を使って応用や展開について体験しました.
 どうしても「プログラム」というと「プログラミング言語」という考えになりがちですが,実際に「役立つプログラム」を作れるようになるにはきちんとした基礎を抑える必要があります.今回の「プログラミングの基礎を体験」ではこの「基(もと)となる礎(いしずえ)」を体験を通して学びました.
 オープンキャンパスでも同様の体験メニューがあります.興味のある方は是非御参加ください.