Topics2019/06/06

[キャリア教育]インターンシップ体験談・説明会2019

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インターンシップ体験談・説明会を実施しました。
情報メディア学科では、インターンシップへの取り組みを、全学年の学生に推奨しております。
(優先順位は、3年生>2年生>1年生)

 インターンシップは就業体験とも言われるように、実際の企業にて、実際に仕事をしている現場を体験し、学ぶことが大きな目的となっております。
 このためには、自分が望む将来像を考え、これに合う職業を調査し、各自で企業調査や、応募、場合によっては電話での問い合わせや企業訪問や交渉が必要になってきます。近年では、インターンシップ向けの選考会が実施される場合もあります。さらにコンテンツ系・デザイン系・ゲーム系では、ほとんどの場合、このタイミングで作品集(ポートフォリオ)が必要になってきます。作品は授業での提出物だけでは不足しており、各自で取り組んだ作品が必要です。
 これらは、これまで学習してきたように、様々な情報や資料が、与えられる環境から、自ら調べ、実際に動き、社会人と交流しながら問題解決に取り組むことが必要になってきます。

 近年、インターンシップの重要性は高まりつつあります。これは新卒社員の離職率の高まり(入社後数年で退職)も、インターンシップが重要視される一つの要因です。離職の原因としてあげられているのは「イメージと違った」などの「リアルギャップ」が上位に入っております。リアルギャップは、就業経験・業界経験の無い学生が、企業研究や企業訪問・企業説明会などで、企業イメージや仕事イメージを形作ります。これと、実際に職場で働くようになってから、イメージとの差から感じる場合が多いようです。このリアルギャップを埋めるために、インターンシップなどで現場経験・実務経験が重要視されています。
 インターンシップは、各業態・各企業によって、実施方法は様々です。1日の企業紹介中心型から、体験を重視する1週間〜2ヶ月のタイプまで様々です。

情報メディア学科では、
毎年、この時期にインターンシップ体験談・説明会を、学科キャリア教育の一環として独自に実施しております。
(全学での説明会やバス支援は、他のタイミングに実施。3年生は両方に参加)

インターンシップ体験談・説明会では、
 1.昨年度、インターンシップに取り組んだ学生から、
 2.他学生に対してインターンシップで学んだ事、失敗談などを発表していただきます。

これらから、
 1.発表する学生は、プレゼンテーション能力
 2.話を聞く学生は、聞く能力とレポートにまとめる能力
の学習に取り組みます。


また、発表を真剣に聞いたら、必ず疑問点や質問点がでてきます。
これらを実際に発表した学生に質問するための交流会も、発表会後に実施しています。

これらから、
 1.発表した学生は、質問に来た学生から質問を聞く能力と、質問に答える能力
 2.質問に来る学生は、質問するために、自分の意見をまとめて、発表者に質問する能力
を学びます。

日常的に会っている友人間であれば、気軽に質問できるかもしれません。
また、クラブ、アルバイトなどで、日常的に会っている方々とであれば、気軽にコミュニケーションがしやすいかもしれません。

しかし、学年の異なる先輩や下級生との話は、簡単なようで難しい場合もあります。
これらから学年を超えた交流と、コミュニケーション能力の育成に取り組みます。
また、これら取り組みで学んできた学生も、インターンシップに行って、社会でのコミュニケーションが如何に大切で、大学内との違いを痛感するようです。

工学部 情報メディア学科で独自に実施しております、キャリア教育プログラムは、
このように学年を超えた交流を、年に何度か実施しております。

これらから、社会人に向けた、社会人基礎力を、様々な取り組みから、修得していきます。