Topics2018/04/25

大学施設の空撮をドローンで行いました

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 大学には多くの施設があります.地上からカメラで撮るのでは全体が見えないような大きな規模の施設もあります.その施設を空撮するために「ドローン」を使いました.
 ドローンによる空撮はメディアデザインコースでも使われていますが,今回は情報工学コースの学生が撮影のお手伝いをしました.
 情報メディア学科・情報工学コースには,自律制御という「装置が周りの環境を計測し,変化に応じた”うごき”を計算し,操縦している人が変化によらず安心して安全に動かせる技術に取組んでいるグループがあります.ここではIoTで利用されるセンサで取得したデータをネット経由で伝え,それをデータとして扱います.ドローンも,飛んでいる装置の「内部」で「自律制御」することで操縦桿から手を放してもドローンはきちんと次の指示を待てる状態を維持します.ドローンの情報は操縦桿を握っている人の元にデータとして送られ,さらにフライト情報がクラウドに保管されます.写真にはその例として今回のフライト軌跡をGoogleMapにマッピングしたデータを載せています.
 クラウドの情報は「スマホ」等で世界中どこからでもアクセスすることが出来ます.災害時にドローンが活躍している理由も「現地の”今”」をいち早く展開できることにもあります.もちろん災害時だけでなく,例えばお祭り等の”今”を様々な角度から「見守る」のにも活躍しています.大分県ではこのようなドローンの利活用を推進するための活動(大分県ドローン協議会)を行っています.