Topics2017/06/17

学会で卒研の成果を発表しました

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6月17日18日に東京で情報処理学会主催のシンポジウムが開催されました.
卒業研究で取り組んでいる日頃の成果を発表しました.
シンポジウムが土日開催ということもあり,企業の方が「業務」で来られる他,「自らのスキルアップのための学び」として参加される方も多くいらっしゃいました.
シンポジウムは,招待講演としてその分野について深く知るための講演があります.しかし,今回のシンポジウムは「製造業」の方から「アーティスト」までと幅広いジャンルの方々....普段だと「異業種」として出会う機会も少ない方々です....が一同に会しているため「専門分野」が違うため「素晴らしい講演」でも「素晴らしさを味わう知識が不足」することがあります.このため,このシンポジウムでは招待講演の直前に「レクチャ」として「招待講演を楽しむための必要最小限度の知識」を学べるようにプログラムが組まれています.そして,招待講演で得た知識や知恵を持った状態で「ポスタセッション」が組まれています.ポスタセッションでは,議論を目的としたディスカッション,研究紹介を目的とした発表,一般研究成果発表,の3種類がありました.今回の発表は「ディスカッション」でエントリしました.
狙い通りなのか,デモありと紹介したためなのか,大勢の方々がポスタ発表を聞きにきてくださり,様々なジャンルの視点から議論を楽しまれました.
発表した学生は「自ら発信」することで「議論」が産まれ,それまで「なんとなく」理解しているつもりになっていた点に「こんなに多くの見方があること」や「利活用分野の広さ」を実感したようです.
素晴らし発表だと思えるのは,聞きに来られた方々から「次が楽しみ」や「これやってみてもらえないかな」と言っていただけたことと,学生自ら「ちょっとこれやってみたい」と産業界の方々との議論を通して学びの方向性を見定め,歩みだそうとできているからです.
次の一歩,そしてその先が楽しみです.