「NBUチャレンジOITA　地域創成活動報告会2017」が2017年2月28日に佐賀関市民センタにて開催されました．その中の1つとして，「地域にいきるものづくり」という題のもとロボットプロジェクト入門2受講生の中から有志8名がSAを務めた3年生の先輩と発表を行いました．
　ロボットプロジェクト入門2では本学COC事業の一環として取り組んでいる木佐上地域に密着した1年生科目です．そこでは「何が課題なのか」，それを「どうしたら解決できるのか」を「自ら」考え，木佐上に住まう人々に試作を作り具体的かつお互い動きが分かる形で提案しました．それに対して地域の方々から御講評をいただき，自分達でできることがあることに気付くとともに，これから何を学びたいと思っているのかを考えるヒントを頂くことができました．その成果を今回の活動報告会にむけて「講義で制作した試作品よりもっといいものにしよう」と改良を重ね，各班とも講義の時より１つステップアップした提案にし報告することができました．当然デモンストレーションも木佐上での報告よりも1つステップアップしました．
　会場には佐賀関にお住いの方に加えて，お世話になった木佐上にお住まいの方もいらしており，今回の提案にもコメントを頂きました．発表の後には展示してあった試作を見たいと集まってくださった人もおり，ここまでやり遂げられる自分を手に入れたようです．特に「早く商品化して欲しい」と言われたときは，ステップアップに挑戦してよかったと思っていることがこぼれた笑みが教えてくれました．