Topics2017/02/11

ロボットプロジェクト基礎2で大分県10号線地下道路にシカケしました

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 ロボットプロジェクト基礎2(2年生科目)で地域課題として「大分駅前にある10号線地下道」に着目し「いかに利用率を向上できるか」に挑戦しました.ロボットプロジェクト入門2(1年生科目)で「木佐上」をフィールドとして「地域課題」に取り組んだ経験を活かし,今回は「試作の展示」から「実際のシカケ実践」に挑戦しました.
 大分駅前の10号線地下道は,地上に歩道があることや駅前整備もあり利用者が少なく「もったいない」施設となっています.
 そこで,現地視察,シカケアイデア出し,アイデアの具現化,さらに現地に「自分達が考案」し.....2017年2月11日(土曜日)に遂に「創り上げたシカケ」を仕掛けました.
 当日は寒波の影響から極寒で風が吹きすさぶなか....しかも陽が届かない地下道というコンディションでした.寒さで手がかじかみ,普段なら簡単につなげられるケーブルがなかなかつながらなかったり,線が切れてしまったり....でも,駆けつけてくれた先輩方の応援もあり,予定よりも設営に時間がかかっても「妥協」なくシカケました.
 ようやくシカケに光が灯ると....人々が目を向けてくれたり,(勘違いかもしれませんが)笑顔が見えたり,笑い声が聞こえてきて「やった!」と思え,極寒の中なのに心に春を感じました.
 ここで感じた「想い」はきっとこれから3年生となり専門分野に踏み出してからの大事な「礎」となることを実感しました.この礎を手に入れることで「こういう分野でこれをしてみたい」と思い「実際に行動する」ことにつなげられることと思います.
 自分が何に向いているかは「体験」の積み重ねで見つける「こうなりたい」という思いで形作られるのかもしれません.いずれにせよ「社会での実践」を体験した受講生の心に灯った明かりは素敵なこれからを照らすことは確かです.