Topics2016/07/13

大分高校の皆さんが「ゲームクリエイタ体験」されました

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 ゲームを創造(クリエイト)する体験として「面白さ」がどう産まれるのかと「面白さの表現」としてのディジタル技術を体験しました.
 最初に「現実をディジタル世界に取り入れる」体験として,光学式の「特殊カメラ」を体験しました.ここでは「人がコントローラになったゲーム」と,現実世界のオブジェクト(モノ)をディジタル化する体験をしました.
 次にゲームで不可欠な「音」に関して,ビジュアル言語を使って音を出し「お互いの音が現実世界で引き起こす現象」を体験しました.この体験から例えばパーティの良し悪しを「音で表現」する可能性や「裏切り」を「徐々に不協和音にする」といった表現の可能性があることを体験してもらいました.またゲームで大事な「没入感(イマーシブ)」に音が関係していることを体験してもらいました.
 このように「新たな技術」が「表現する手段」となることを体験したうえで,改めて「面白い」ってなんだろうという「ゲームの根っこ」を考えました.
 ここではビジュアル言語の1つであるScratchを使って「実際にキャラを動かす」ことで「どんな動きをすると面白いと思えるのか」と「どんなところで物足りなさを感じるか」を体験しました.「思い通りに動く楽しさ」と「動いていて感じる面白さ」の違いと,多くの「楽しいと感じた経験」「面白いと感じた経験」が「アイデアの源」となることに気付いたのではないかと思います.
 また自分達が手を加えて動かしたプログラムの「一部」を変更することで,オンラインゲーム「もどき」になることをタブレットを使って体験しました.思っているよりも反応が早いと感じた人もいれば「なるほどだから反応が悪いんだ..」と感じた人もいたのではないかと思います.

 なお,今回の「体験」は「オープンキャンパス」でも体験することができます.