Topics2016/07/12

情報科学高校の皆さんが「プログラミング体験」されました

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 プログラミングでは「安心してこれを出来るようにしたいという想い」を「どう具体化するか/プログラミング言語で書き表すか」が重要です.プログラミング言語では主に「どう具体化するか」を中心に取組みますが,社会で求められるプログラムは「何ができるのか」「安心して使えるのか」が求められます.「言語で表現するのが苦手」でも「想い」はいだけます.例えば「英語の文法」を知っているからと言って「感涙の一文」が書けるわけではないですが,「大切な想い」は芽生えるのではないでしょうか?もちろんこれは「卵が先か,鶏が先か」ですが,今回の体験では最初にその「2つ」があることを知りました.
 そこで「想い/アイデア」を「プロトタイプ(具体的なカタチにする)」しやすいビジュアル言語(ここではScratch)を使い「具体的に動くものを創る」に挑戦しました.その活動の中で「プログラムにバグは無い.バグは考えた人間の頭(思い違いや失念)にある」ことを学びました.
 また,ビジュアル言語は「簡単なプログラムしか作れない」のではなく,高度なプログラムまで作ることが出来ることを「ネットワーク分散型プログラム」を作ることで体験しました.体験では,数台のタブレットで「1つのプログラム」のパラメータを変更したり,その変更が「他のタブレットに反映にかかる時間」を体験していただきました.

 なお,今回の「体験」は「オープンキャンパス」でも体験することができます.