2021年12月18日,機械学会主催の「フューチャードリーム!ロボメカデザインコンペ2021」の二次審査が開催されました.
審査は福岡市科学館で行われ,私たち応募者は遠隔で発表になります.
今年度は「絆をつなぐ空間構築ロボ『With』」を提案し,緊急性の高い課題であったことや,技術モックアップが高く評価され,
優秀賞とメカトラックス賞のW受賞を果たしました.
好評を得た背景としては,各々がベストを尽くしたからだと考えています.
プランナ志望の学生は,他大学,他学科の学生と連携し,コンセプト設定から発表資料の作成を行い,当日も雰囲気に合わせたプレゼンテーションに尽力していました.
また,プロモータ志望の学生は,現地でモックアップの設置,撮影を担当し,審査員が最高の形で技術モックアップを体験できるように努めていました.
さらに,技術の中心となる学生は,現地で撮影を行いつつ,技術パートのプレゼンも担うなど,それぞれがベストを尽くしたことが,結果につながったと判断しています.
講評の中で,最優秀賞を逃した大きな要因が,「モックアップの造形が優しくない」ということが明かされました.
発表内容の圧縮や,技術モックアップの作成に力を入れたことで,完成イメージとしてのモックアップの作成を失念していたことが,酷評の原因です.
他にも,多様なユーザモデルが存在することで,メンバ内でぶつかることがあり,会議の本質を見失うこともありました.
結果として活動は評価されましたが,反省点も少なくないため,今回の経験をしっかりレビュする予定です.
また,コンペティション自体は終わりましたが,技術モックアップにはまだまだ改善の余地があるため,まだまだ活動は終わりません.
今年度学んだことを来年に引き継ぎ,最優秀賞を目指してメンバ編成やスケジュール管理を行っていきます.