2021年8月24日に日本音響学会主催 第22回サマーセミナーがオンライン開催（Zoom）され，本学科の学部3・4年や修士1・2年生が参加しました．
　このセミナーは，学生や若手研究者が多く参加されるイベントです．今年は「音響学の基礎と最近のトピックス」と題されており，音響にまつわる様々な研究分野の基礎・最近のトピックスを紹介されていました．
　音響というと「音楽？」と思われる人もいるかもしれませんが「音（空気振動）」と「響（伝わり）」を対象とするので，カメラのピント合わせで使用する「超音波モータ」や病院で使用する「エコー装置」で使用する超音波や，教育，バリアフリー，イメージング，さらにオリンピック・パラリンピックにおける「スポーツ音響（スポーツを現地で見た時の盛り上がり）」を扱っています．考えてみれば「空気を含めて何かが動けば振動が発生する」ので，様々な分野が取り扱われています．そんな幅広い分野を短時間につまみ食いするのがこのサマーセミナの目的です．
　セミナはライトニングトーク（本田技研では「ワイガヤ」）という形式で，10分ごとに登壇者が入れ替わります．そのため沢山の分野のセッションが行われ，学生らにとって多くの分野を知る良い機会となりました．さらにセッションの合間ではGatherTownというツールを使って，他大学の教授や学生らと交流できる機会があり，意見交換も行うことが出来ました．日々の勉強への良い刺激になりそうですね！
　また，日本音響学会 2021年秋季研究発表会が9月6日より開催されます．本学科の学生も発表者として参加する予定です．

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