Topics2020/12/12

ロボメカデザインコンペ2020でW受賞(優秀賞と三松賞(企業賞))しました

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 2020年12月12日(土)に「フューチャードリーム!ロボメカ・デザインコンペ2020」の第二次/最終審査会が行われました.
 審査委員はポスタおよびモックアップを見た上で審査するため福岡市科学館に集合するが,新型コロナ拡散防止のため提案のプレゼンはZoomによるオンラインで行うこととなりました.
 このため例年はプレゼンに参加する大勢の学生でポスタをパネルに貼り付け会場づくりをしながら様々な情報交換が行われるのですが,今年はモックアップ搬入に来場した人で会場づくりが行われました.例年会場に来られない方々のために会場の様子をインターネット配信しており,今回も,1)オンラインプレゼン,2)会場の様子,3)審査員の様子,をビデオ収録することになりました.
 オンラインでの開催はコンペティション始まって以来の挑戦で,福岡市科学館の大スクリーンへの投影,接続先の音量チェックと会場の音響バランス調整が入念に行われました.接続テストでは複数大学で連携してプレゼンに臨むために早々に準備を整えていた日本文理大学と接続して行われました.ビデオファイルの再生,マイク入力,会場側からZoom参加者,その逆,とそれぞれの接続において音量およびハウリング(キーンという大きな音が出てしまう現象)抑制さらにはエコー抑圧の調整が行われました.
 いつになく緊張した状況でスタートしたコンペティションでしたが,プレゼンの熱意が高いためか,いつしか「プレゼン内容」に没入し,いつものコンペティションになりました.
 また当日遠隔でプレゼンするための準備で学生が大活躍しており,遠隔の都合上一部ビデオで撮影した動画に置き換えることになりましたが,聞いている人が快適に聞けるよう音量が同程度になるように前もって調整することで,シームレスなプレゼンをチームプレイで実施することができました.
 審査の結果,これまでの戦績に「優秀賞」と「三松社賞」のダブル受賞を刻むことができました.
 2017年に頂いたメカトラックス社賞を糧に,4年間頑張ってきた結果ようやく佳作以上の賞をいただき,NBUとしては8年ぶりの佳作以上での入賞となりました.審査員の方より後日いただいたアドバイスでは「新入社員のような感じで成長していく様がよかった」,「企業のコスト視点や着眼点と妥当性,さらにアイデアの検証を重ねて具現化するまでの実施力が非常に良かった」との高評価をいただきました.
 例年佳作どまりの中,粘り強く挑戦した成果がやっと出た学生曰く「継続して取り組みしてきてよかった.お世話になった協賛企業の皆様に感謝いたします.」と心から思えたと語っておりました.リーダは学生として今回が最後の挑戦となりましたが,今後それを引きついで活動する後輩たちの活躍に期待です.