Topics2020/02/05

学生が「大分県魅力拡張ハッカソン」に参加しました

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 2月5日と6日の2日間で「5G・近未来技術を活用した地域課題の解決」として,大分県と株式会社NTTドコモ主催で開催された「大分県魅力拡張ハッカソン」に参加しました.
 ケータイ/スマホで使う通信方式の新方式である5G(第5世代移動通信システム)は,電波を管轄している総務省がICTインフラとして「5G利活用アイデアコンテスト」等を通して展開しており,地方創生に向けた地域課題解決に役立つと考えています.
 大分県でも商工観光労働部 情報政策課が様々な取組みを行っております.今回のハッカソンでは,大分スポーツ公園総合競技場5Gプレサービスを展開しているNTTドコモとともに「大分県の魅力を拡張し,5G・近未来技術を駆使して地域課題解決のアイデア」を2日間で「カタチ」にしました.
 日本文理大学の学生が「チーム:お願いマッスル」として「筋肉の動き」を「腕に付けたセンサ(UnlimitedHand)」でデータ化し,ゲームやアニメーションで使われるUnityで可視化することで「健康寿命」の課題を解決することで活気あふれる地域創生を提案しました.
 2日間で,課題発見,アイデア出し,試作,プレゼン,をやりとげました.試作はプレゼンの際にデモンストレーションすることで聞いている人が「具体的にどうなるの?」を目の当たりにできる完成度でした.ちなみに,腕に付けたセンサ(UnlimitedHand)は協力企業であるH2L株式会社から提供いただいたもので,同社のFirstVRオープンキャンパスOITAものづくり展2019(日本文理大学ブース)等のデモで使用しており,参加した学生は「もっと精度良く筋肉の動きを計測するシステム」の研究を行っていたこともあり,短期間で「カタチ」にできたのではないでしょうか.
 学校で学んだことを,このようなイベントの中で「出来る事」のタネとして使うことで「アイデアをカタチにするための道具」になります.道具を持っているだけでなく,使いこなすことでさらに力を発揮することを,参加した学生は実感できたのではないでしょうか?
 参加した学生のこれからが益々楽しみです.