電子情報通信学会の研究会にて本学の学生が卒業研究の取組みで得られた成果を発表しました.
学会は専門家(企業や大学等で働いている正会員と,その分野を目指す学生会員があります)が集まって作る組織で日本学術会議に登録されているものとそうでないものがあります.その中で電子情報通信学会は設立100年以上の歴史ある学会です.
日頃取組んでいる成果の発表...というと「発表会」を想像する人もいるかもしれませんが,参加費を払って参加するのですから「見合う内容でなければならない」のは大前提です.参加者とディスカッションすることでより良い技術を産み出すための活動です.多くの企業が重要という「コミュニケーション能力」とは「議論が噛み合う」ことなので,卒業研究で取組んだ内容でどこまで議論できるかが重要なポイントです.
荒削りであっても精一杯を出したその結果,発表した本人が新たな目標(野望?)ややりたくなる気持ちをゲットしました.壇上に上がる勇気と研究への真摯な想いが,実を結んだものと誇らしく思います.
これからがもっともっと楽しみになっています.