Topics2019/12/11

学長に森のドローン・ロボット競技会結果報告しました

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 第4回森のドローン・ロボット競技会に参加したチーム「Eigen-(アイゲンダッシュ)」が成果(準優勝)学長に報告しました.
 この取組みは,日本文理大学の学生が様々な取組みに挑戦することを支援するNBUものづくりコンテストチャレンジの支援を受けて実施したもので,来年度開催される前年度報告の速報としての報告になります.
 報告はリーダを務めた学生から,競技会の概要と成果をはじめに報告させて頂きました.学長からご質問をいただき,リーダが説明をしました.技術的に突っ込んだ質問は卒業研究の質問よりも鋭いものがありました.でも実際に頭をひねり課題を1つづつ丁寧に解決してきた経験で培った基盤のおかげで,しっかりとお応えすることができました.もちろん,2019年9月11日から始まった「朝練」で御指導くださいました新谷先生(宇宙エレベータ(大分大会)で講師を務められ,またドローン産業」を振興するために「大分県ドローン協議会があり,県内の多くの企業が参加しています.
 「ドローン」というと聞くと「メカ」を想像しがちですが,1)「現実世界(Physical Space:フィジカル空間)からの計算機世界(Cyber World:サイバー空間)へのデータ収集」,2)「データを情報に変換し,情報を処理」,3)「処理結果に基づいて計算機世界(サイバー空間)から現実世界へ働きかけ」,をするCPS全般を意味し,政府の人工知能技術戦略の中核を担う技術です.
 今回は,ドローン搭載マイコンと地上パソコン3台をネットワークで組み合わせることで「ネットワーク空間」に「1つの計測システム」を構築しました.ROS(ロボットオペレーティングシステム)という「異なるシステム同士をつなげる」のに適した環境で創り上げました.
 今回の報告を通して頂いたアドバイスを,次のステップでどう飛躍するか,これからが楽しみです.