Topics2019/10/27

お仕事発見ランドで「ゲームのお仕事体験」を担当しました

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 一木祭・第2日目(2019年10月27日)に,一木祭イベントの1つとして「お仕事発見ランド」が開催されました.ここでは様々な分野のお仕事を体験的に知ることができます.対象が小学生ですが,日頃から進めている研究の成果や,講義等での学びのエッセンスを小学生が楽しく体験できるようにアレンジしています.
 情報メディア学科では「テレビのお仕事」と「ゲームのお仕事」を担当しました.ここではこの2テーマのうち「ゲームのお仕事」の内容を書きます.
 体験は3つの内容に分けて,1)プログラミング,2)環境,3)表現,を体験してもらいました.
 1)プログラミングでは「Hour of Code」を使い,マインクラフトなどを題材として「コントローラに代わってプログラムでキャラを操作する楽しさ」を知りました.思った通りに動いてくれなかったりすることもありましたが,クリアする楽しさを知れたのではないかと思います.ちなみに,クリアすると「ブロックで書いたプログラム(Visual Programming Language)」を「文字で書いたプログラム(Character based Programming Lnaguage)」に変化してみることもできます.「コード自動生成」技術の一旦を知ることが出来ます.完成度を高めつつ,制作費を抑えることは「より多くの人が手軽に楽しめる」ために大切な仕事です.
 2)環境では情報メディア学科で共同研究を進めている「特殊パネル(AuralSonic)を使った環境でゲームを体験しました.たっぷりの迫力でありながら「耳が痛くならない」「普通に会話できる」という不思議体験をしました.ゲームのお仕事では「どのような環境でプレイを楽しむのが良いかやどんなエクスペリエンス(体験)を提供できるかを考えるのも大切な仕事です.
 3)表現では,ゲームで重要な「没入感(Immersive:イマーシブ)」を得る1つの方法である「VR(Virtual Reality:仮想現実)」をVRゴーグルを使って体験しました.「環境」という「体全体が没入する」のとは違いますが,個人で楽しむ方法の1つとして体験しました.ゲームのお仕事では「どのような表現技術で何が表現できるのか」を考えるのも大切な仕事です.

 一木祭では,多くの卒業生も御来場くださり「ゲームのお仕事体験」のリハーサル(?)では業務に関連する内容に関して最新の情報をご提供くださりました.1つの仕事で使われる技術は,多くの分野でも使われることがあり,それぞれの分野毎に異なるものです.実務担当の方々からの情報は在校生に展開していきます.

 ここで体験していただいた内容はミニ見学会でも体験することができます.