Topics2019/02/14

学科代表選考会が開催されました

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 社会課題は特定専門領域だけで解決できないことが多く,自分の専門分野以外にも知見を拡げることが必要になります.そこで日本文理大学では,全学部・全学科の代表が一同に会した「卒業研究・論文合同発表会」が毎年開催されています.
 その発表会に「学科代表」として発表する卒業研究を選出するのが,学科代表選考会です.この選考会を,情報メディア学科の卒論第2部発表会に先立って開催されました.
 代表候補は,卒論第1部口頭試問(12月)の結果から選出され,本年度は4件が代表候補に選出されました.今年は,情報システム分野から「機械学習を用いたRaspberry Piによる個人識別」「バイタルモニタに必要な筋活動の計測・分析手法の提案 -地域に根差したものづくりに情報システム分野ができること-」,メディアデザイン分野から「大分県のローカルCMの統計調査及び分析による作品制作」,情報コミュニケーション分野から「バラエティ番組の変容とその要因に関する研究」,の4件でした.
 授業で先生方が立っていた場所に「自分」が立つことで「先生と学生」から「同じ社会人」を一足早く体感したかもしれません.
 12月の口頭試問会から約2か月半を経て,さらに磨きのかかった内容を,もしかすると研究を引き継いでくれるかもしれない後輩達の前で「わかりやすさと厳密さ」という相反するニーズに精一杯応える発表が行われました.
 発表した学生だけでなく,それを直接聞くことのできた学生にとって,大変有意義な選考会になったのではと思っています.
 発表された内容の一部はオープンキャンパスで見ることが出来ます.