Topics2018/06/09

ロボメカデザインコンペ2018の説明会に参加しました

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 IoT(モノのインターネット:Internet of Things)やICT(情報通信技術:Information and Communication Technology)は今やほとんどの分野で必要不可欠な基本技術となってきています.また,モノは単に「物体」がという意味ではなく,総合的な意味を持っています.(Strange thingというと「おかしなモノ」だけでなく「おかしな行動」等「単純な物体」を意味しないことがわかると思います)
 ロボメカデザインコンペは,日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門が主催する九州競技会です.機械学会というと「メカメカ」な印象があるかもしれませんが「それを適切に制御」するには「情報技術」が必要不可欠であり,またお掃除ロボットのように「人の近く」「家の中」で使うことを考えると「人とのインタフェースであるデザイン」も必要不可欠な要素となります.このため,社会から求められる「ユニバーサルなデザイン」や「人に優しい技術」に柔軟な発想のできる技術者の育成を目的としてコンペが開催されています.ここでは,工学的な観点,デザイン的な観点,さらに会場でのプレゼンス的観点から総合的に審査が行われます.
 今年のテーマは「その地方に固有の産業,特色ある産業,あるいはその地域の有する技術力を新たに展開することによる産業・雇用創出など,地域産業の支援(地域のブランド産品や固有産業技術の開発,地域産品の6次産業化,産品展開のマーケティングなど)」であることが説明会で発表されました.
 これまでも情報メディアだけでなく主に工学部の学生がチームを組んで取組んでおり,本年度も参加を希望する学生が説明会に参加しました.
 今年はどんなアイデアが出るか楽しみです.