Topics2017/06/11

Hallow(第3期・第2回目)で講演会がありました

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 Hallow(Happiness Long Life Open-Innovation Workshop/生きがいのあるくらしを創るオープンイノベーションワークショップ)の第3期が2017年5月27日からスタートしています.これは,1つの大学の中だけで取り組むものではなく,福祉・医療の現場で働いている人や,看護を学んでいる人,ものづくりの仕事をしている人や,人に役立つ技術を創造/学修している人が集まって開催しているワークショップです.開催は月1回のペースです.
 本日(2017年6月11日(日))第2回目が大分リハビリテーション病院(http://www.oitatohbu-hp.net/)を会場として開催されました.そこで,NPO法人Mission ARM Japan(http://www.mission-arm.jp/)の電動義手開発者である近藤玄大氏が講演をしてくださいました.そこでは,現在のNPO法人に先立ってイクシー株式会社(http://exiii.jp/)で取り組まれていた筋電義手「handiii」「HACKberry」やオープンソースプロジェクトを伺いました.
 そのお話の中で「技術スキル」だけでなく「活かしたいと思う気持ち」が重要であること,そういう想いに至るまでの経験について伺うことができました.また,現在世界中に電動義手を3Dプリンタで作ることで創造された新たなコミュニティとその活気が伝わってくるお話でした.また,Hallowでの活動やその展望に通ずると感じる内容でした.
 電動義手という福祉機器の話でありながら「技術者として必要とする人とどう向き合い,何を考え,どうするべきか」について自らの経験からお話を聞かせていただく機会に恵まれました.