Topics2017/02/15

修士研究公聴会が開催されました

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 大学(学部)を卒業し,大学院(修士課程)に進学した先輩が,修了公聴会(2年間の成果発表)と中間報告(1年間の成果発表)を行いました.
 大学は卒業に際して「卒業研究」に取り組みます.卒業研究は「授業」と異なり,1年間をかけた取組みとなります.そこでは,それまでに「学んだ」ことを「駆使」して「課題解決」への挑戦と,その結果見出されたことを「論文」として後の人が「使える」ように「価値化」を行います.社会では仕事として様々な「課題解決」に取り組み,見出したことを「会社の資産」とする活動を行うため,社会人になる集大成として卒論に取組みます.
 情報メディア学科では,4年次に急に「教えてもらう」から「自ら課題解決に取り組む」に切り替えるのが難しい場合もあるので,3年次に「研究ゼミナール」等で予行練習を行います.さらにその準備として例えばロボットプロジェクト基礎(2年生科目)やロボットプロジェクト入門(1年生科目)から取り組めるようになっています.
 今日の公聴会は,その卒業研究を通して「社会に通用する力を実感したい」と考えて挑戦した先輩方の成果公表でした.高齢化社会で自ら発見した社会課題に,考え抜いて見出した「解決策」と「どれだけ役立てられるか」を試した実験結果と評価の発表がありました.解決策を思いついたが思うように効果がでず,様々な工夫や「自ら学ぶ力」を伸ばしたその成果が発表されました.
 ここで公表された技術の一部は,卒業研究,研究ゼミナール,ロボットプロジェクト基礎/入門等の講義を通して後輩に提供されています.