Topics2016/10/15

一木祭(大学祭)のブース(お仕事発見ランド)で研究成果を交えた体験コーナを開催しました

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 2016年10月15日(土)16日(日)の二日間にわたり開催された「一木祭(大学祭)」にて「お仕事発見ランド」というブースが開催されました.ここでは,大学の学部・学科と医療専門学校から「そこで学んだ先にある仕事」の体験を行いました.
 情報メディアは「映像のお仕事」と「ゲームクリエイタのお仕事」の2つのコーナを担当しました.
 「仕事の体験を学校で?」と思われる方もいるかもしれませんが,卒業を控えて卒業研究に取り組んでいる人は「少なくとも自分が入る会社」で実際に役立つ「社会課題」に卒業研究として挑戦しています.入社予定会社が抱える「課題」は当然「その会社を含む業界」そして「その先に居るお客様」が抱えている課題に通じます.卒業研究では「課題の発見」「仮説を立てる」「検証」「本当にそれが課題で解決策で解決できるのかの検討」を行います.「作業訓練」ではなく「社会課題を自ら解決するために努力できる社会人へのステップアップ」に取り組んでいます.体験コーナでは「学会(企業や研究者が発見した課題・仮説・検証・検討の結果を持ち寄る場です)」で発表した成果も盛り込まれています.
 例えば,映像のお仕事では,ドローンによる空撮だけでなく,そこから発展する例えば天災(台風や地震や噴火等)に対応する内容(大分県医療ロボット・機器産業や社会ロボット具現化センタ主催競技会で提案し「情報分野のものづくり」を実践しています)を搭載した「日本文理大学仕様の特殊ドローン」を使用しました.映像では「画像」とどうように重要な「音」に関して実感できる卒業研究成果や,InterBEE(国際放送機器展)で企業と共同研究を進め商品化された成果物(熊本・大分震災で熊本避難所で活躍し熊本日日新聞,西日本新聞,読売新聞で紹介されました)も体感していただきました.
 またゲームクリエイタのお仕事では「遊んで楽しいゲーム」を「創り出すため」の仕掛けを用意してあり,例えば「楽しい」を感じている「脳」をのぞくための「脳波」を実際に見る,さらにその先への展開である「生活の質(Quality of Life)」に関連する卒業研究成果(「今日感テレビ」で放送されました.学会だけでなく,別府福祉祭りでも体感していただきました)も「体感」していただきました.
 お子様から人生の大先輩まで様々な人に「自分達の成果」を含めた「これから活躍する社会」の体験をしていただくことで,担当した学生が「学ぶことが仕事でできることを増やすこと」であることを「実感」していました.コーナでは「卒業を控えた学生」だけでなく「入学したばかり」で「自分のこれからの歩み」を模索している学生も参加しており「先輩がどうやって自分の路を発見したのか」を間近で経験することで「これからの取組み」のヒントを発見しました.