Topics2016/08/27

他大学と研究交流(合同ゼミ)しました

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 九州電力・八丁原地熱発電所のすぐ隣にある研修施設にて大分大学で同じ分野の研究に取り組んでいる研究室と合同ゼミを開催しました.普段同じ大学の中にいると,ついついなあなあになりがちですが,こういう機会のおかげで背筋を伸ばし,改めて「社会人候補生」としての自分を意識することができます.
 卒業研究は「誰かに教わる」のも,授業のように「強制的に教室で積み込まれる」のではなく「課題と向き合う」という「どの企業でも社員として日頃から行うこと」が基本となります.このため「どんな準備をすれば聞きたいことを聞き出せるか」「どう聞けば聞けるか」「聞いたことを何度も振り返るにはどうすればいいか」を考えて取り組みます.個人差が大きく王道はないので「自分流」を見つけることが求められる科目です.
 合同ゼミでは,他大学の人と卒業研究の取組みで明らかになった技術をお互いに伝えることで,自分のアイデアだけでは解決できない課題の解決や,見つけた技術のブラッシュアップ....という学術的なメリットだけでなく....「同期入社」となる同年代を知るという大きなメリットがあります.わからないことを聞き出す技術の交換や,うまい人のやり方を見せていただくこともメリットです.今回参加した学生も,ここは負けてるかもしれないけど,ここは自分の方が...という「技術を通してお互いを知る」ことを実感できたようです.
 卒業研究は残り半年となりました.今回の合同ゼミを通して一回り「社会人候補生」として成長しました.