Topics2016/08/26

木佐上コミュニティセンタでIT講習会(タブレットの便利な使い方)を開催しました

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 木佐上地区にある木佐上コミュニティセンタ(旧木佐上小学校)で高齢者を対象としたIT講習会の第3回目を実施しました.今回のタイトルは「孫に自慢のタブレットマスタ」と銘打って開催しました....が,夏休み期間であったことと,午前中に同コミュニティセンタで「夏休みの自由研究」に関する活動があったとのことで,今回は老若男女合同での講習会となりました.
 第1回目で「カメラをルーペ代わりに使う&LINEを使って仲間で情報共有」を学び,第2回目で「どこに居るをLINEで交換」を学びました.
 第3回目の今回は「タブレットを使って気楽に旅をしよう」ということで,地図アプリの使い方を学びました.
 地図アプリは,単に道順を調べるだけでなく「航空写真」を見たり「まるでその場所で歩いている」かのような疑似体験ができます.今回は特にタブレットの画面を「窓」にして「その場所」をのぞいてみることを体験しました.1度は行ってみたい場所をタブレットをかざすと見たい方向が見えることを体験したり,秋に計画している旅行先をちょっと先取りしてみたりしました.
 さらに「360°全天写真」を自分で撮る体験もしました.今回は撮るまでの体験で公開は後日のお楽しみとしました.
 講習会会場は旧小学校の教室を使用しているため,たくさんの児童が居る時に比べて「響き」を感じやすく,人によって「聞き取りづらさ」を感じる人もいます.物理的には確実に聞き取りづらくなるため「長時間で疲れてしまう」ことが多くあります.講習会では,これを改善するために研究成果の1つである「調音パネル」を設置して開催しました.ワイワイと楽しみながらアッという間に時間が経ったことから少しはお役に立てたのではないかと思います.
 講習会には前年度木佐上地区をフィールドとして開催したロボットプロジェクト受講者も参加し,当時お世話になった恩返しを兼ねて自分の得意分野を活かしました.社会課題に取り組む工学部の学生にとって,実感を持って学ぶことのできるフィールドにもなっています.